前回からの続きで、今月から積立を始めた”ひふみ投信”のチェックです。
2.手数料(Cost)
① 購入手数料(販売・申込手数料)
=ありません
→ いわゆる”ノーロード(ゼロ)です、Good Jobです。
② 信託報酬
=年1.029%(税抜年0.980%)
→ アクティブファンドですからこのくらいであれば安いほうだと思います。
そしてこのファンド、「資産形成応援団(信託報酬一部還元方式)」
という他ではあまり見かけない仕組みがあります。
これは一定期間以上保有すると、所有期間に応じて一定割合分の受益口を
還元するということです。
・買付けから5年以上10年未満=0.2%
・買付けから10年以上=0.4%
現金として還元されるわけではないですが、確実にリターンは向上します。
これを”コスト減”とすれば、最大0.629%と考えることもできます。
TOPIXインデックスファンドが0.4%程度ですから、結構評価していい気がします。
③ 信託財産留保額
=ありません
→ 個人的にはあってもいい気がしますが、上記の仕組みがあることで
このファンドを購入する人は保有し続けることを期待できそうです。
そして運用報告書ではまず実質的なコストをチェックしてみましょう。
これは「1万口当りの費用の明細」から読み取ります。
計算式は以下で概算を算出しました。
1万口当りの費用明細÷その期の平均基準価額=実質的なコスト
177円÷12,696円=1.394%
次に株式売買比率をチェックしてみます。
ひふみ投信とマザーファンドを合計すると、1.36となります。
約30億円の純資産に対して約40億円ほどの売買が行われたこととなります。
最後に受益権総口数の推移を見てみましょう。
1期決算時 = 35,940
2期決算時 = 52,037 (前期比 45%UP)
3期決算時 = 119,679 (前期比130%UP)
4期決算時 = 192,769 (前期比 61%UP)
順調に増えてますね。
次回以降は以下をチェックしてみます。
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