2012年9月21日金曜日

9/8, 15 のJRAオープン型セミナー

今回は出演者の方々より、いろいろ検討材料をご提示いただきました。
備忘録も兼ねて無断でご紹介を。

<9/8(土)>
講師:須田鷹雄
テーマ「開幕週、有利な枠順と脚質」

 今も昔も新聞やTVでよく言われていることですが、
「開幕週は内枠&逃げ・先行馬が有利」という説について。
 2003年以降のデータを元に、数字で表した結果としては、
  ・内枠は馬券に絡む確立は比較的高いが、回収率は単は100%以下、複は100%超
  ・逃げ馬の回収率は単複とも100%超
  ・先行馬の回収率は単は100%以下、複は100%超
 とのこと。
 ここから考えられることとしては、結局オッズ(馬券購入者)は効率的であり、
的中確立が高い馬券はその分人気をかぶっている、ということです。
あと脚質は前走までのレース状況から予測してオッズに反映されるので、
ゲートがあいてみなければわからないと。。。
 結論としては、外枠の差馬の単+内枠の逃げ・先行馬の2、3着付けがよいかと思います。
つまり、「開幕週は内枠&逃げ・先行馬が有利」なのは的中率であって、
みんながそう思って購入するためオッズが下がるので、回収率は下がる、ということでした。


<9/15(土)>
講師:井内利彰
テーマ「重賞ウィナーの休み明けの見極め」

 翌日のローズSにクラシック2冠馬が出てくるということで、ジェンティルドンナとヴィルシーナの
調教タイムから2頭の状態がどうなっているか、の解説でした。
 ジェンティルドンナは負けたチューリップ賞の時は、坂路4F56.3でしたが、
勝ったクラシックは坂路4F53.6と52.5でした。そして今回は坂路4F52.4であり、
オークスを勝った時と同じ強めであったことから、力は出せるだろうとのことでした。
 ヴィルシーナは今回の調教は勝ったクイーンCと同じ坂路だったが、クイーンSの時は
一杯で追っていたのが、今回は馬なりであったため、若干仕上がりに不安があるとのこと。
 結果は1着ジェンティルドンナ、2着ヴィルシーナと運よく(?)的中ってことでしょうか。


講師:栗山求
テーマ「高速馬場で帰る血統、替えない血統」

 これは芝1200~2000間の距離別に連帯率がよい種牡馬が紹介されてました。
 基本的にはこの距離だと、ディープインパクトとキングカメハメハが全般的にいいようです。
1200、1400だけならダイワメジャーもいいようです。
 逆に成績がよくないのは、ジャングルポケット、ネオユニバース、クロフネ、グラスワンダー
などですが、これらの産駒は力のいる馬場は得意とのこと。


と3テーマまとめて書いてみましたが、あくまで馬券に絡む確立が高いかどうかだけで、
100%こうなるというものではありません。
馬券購入はあくまで自己責任でお願いいたします。

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